2023/12/8 18:00
人は「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」という睡眠のリズムがあります。
これには、体温や脈拍数、血圧などを低下させ
人を休眠や睡眠に誘う「メラトニン」というホルモンが関係しています。
メラトニンは、強い光を浴びると分泌量が減り、反対に暗い所にいると分泌量が増えるため、人は夜になると眠くなります。
スマホ、パソコン、タブレットなどから発せられる光によって
脳が「昼間だ」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されます。
すると、脳が覚醒し、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなります。
特に画面を間近で見るスマホは特に要注意とされています。
「寝る前スマホ」による睡眠障害は若年層に多く、厚生労働省も注意を呼びかけています。
スマホは手の届かない所へ、寝る前の使用を控える
睡眠不足は、注意力や作業能率の低下を招き、生産性の悪化
事故やヒューマンエラーを引き起こす要因になります。
また、睡眠不足が長く続くと、疲れが蓄積し、疲労回復がはかれません。
「寝つけない、眠りが浅い、疲れがとれない」などの自覚症状を感じるようならば
寝床から手の届かない所にスマホを置く、
メールやネットサーフィンをする時間を決めるなど「寝る前スマホ」を控えてください。
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